HONDA トゥデイを買取に出す際に知っておきたいポイント
2002年に販売が開始されたHONDA トゥデイは2019年の生産終了まで多くの人から高い支持を得てきました。軽快な走りと燃費性能の高さからどのようなシーンでも使い勝手が良いバイクに仕上がっています。
そこで、本記事ではHONDA トゥデイの買取の際に知っておきたいポイントについて紹介していきます。
HONDA トゥデイはどんな車種?
HONDA トゥデイは2002年に販売されて以来、多くの人から人気を得ています。空冷4ストロークエンジンを搭載し、2007年のモデルチェンジの際にはPGM-FIを採用するなど、燃費性能の向上を実現しています。さらに、軽量化が施されており、女性でも乗りやすいバイクに仕上げられているのが特徴です。
もちろん、足つきの良さも考慮されており、街乗りについては十分なスペックと言えるでしょう。
HONDA トゥデイの買取相場
それでは、次にHONDA トゥデイの買取相場について紹介していきます。2021年9月現在のHONDA スペイシー100の中古車相場は3.8万円~11.52万円となっています。
一般的に中古車相場の30%~70%が買取相場と言われています。ただし、車両状態や年式、走行距離や装備などによって大きく異なります。
たとえば、2012年式で走行距離が6621kmのHONDA トゥデイの場合、中古車価格が11.52万円なので、買取相場が3.5万円~8万円ということになります。さらに、年式不明で走行距離が7,465kmの車両の場合は、中古車価格が3.8万円なので、買取相場が1.14万円~2.66万円となります。HONDA トゥデイは場合、初代モデルから現行モデルまで年式に幅があります。
もちろん、年式が古いモデルについては買取価格が低くなってしまいます。ただし、走行距離が短い車両や綺麗な個体については比較的高値で取引されている傾向にあります。それでは、次にHONDA トゥデイをより高く買い取ってもらうコツについて紹介していきます。
高く買い取ってもらうコツ
中古バイクの一般的な査定のポイントは走行距離、年式、フレームそしてサスペンションの状況を見ています。そして、ボディの傷やタイヤなどの消耗品の減り具合なども査定のポイントとなります。たとえば、高年式で走行距離が少ない車体でも、フレームに歪みが生じていたり、傷が多かったりする場合は査定に大きく影響してしまいます。
また、ボディや灯火類、マフラーなどをカスタムしている場合は純正パーツを持っているかどうかがポイントとなります。一般的にカスタム車両は査定時にマイナス査定となる傾向にあります。
もちろん、業者によってはカスタムパーツを評価してくれる場合もありますが、純正パーツを持っていることでより高い査定結果を期待することができます。そのため、HONDA トゥデイをカスタムしている場合は純正パーツを大切に保管しておくことが大切です。
また、ボディについても綺麗な状態を保っておくことが重要です。立ちゴケなどによってできた傷も目立たなければ問題ないこともありますが、やはり傷が無い方が高値を期待できます。また、紫外線によるシートや樹脂部分の劣化についても注意が必要です。
屋外で保管している方が多いHONDA トゥデイですが、どうしても紫外線による影響を受けてしまいます。そのため、新車時から紫外線や雨対策を行うことが大切です。たとえば、バイクカバーなどをかけることで、雨風からボディを守ることができます。
外装が綺麗な車体は比較的、高値で買い取ってもらえるケースが多いため、バイクカバーなどを使用することをおすすめします。また、買い取り業者の選定にもコツがあります。買取査定をしてもらう際は必ず複数社から見積もりを取ることが大切です。
1社だけだと、査定金額が妥当かを判断することができないため、通常よりも安く買い取られてしまう可能性があります。そのため、複数社に査定してもらい、1番高値を付けてくれた業者に買い取ってもらうことがポイントです。もちろん、査定担当者との交渉も可能なので、A社では5万円の値段がついたなど、交渉の材料にして査定金額アップと狙うことができます。
バイクを買取に出す流れ
バイクを買取に出す流れについて説明していきます。まずはネットから買取査定の申し込みを行います。そして、買取査定日時を調整し、担当者にバイクを見に来てもらいます。そして、査定結果に納得したら、契約を進めていきます。
その際、本人確認が必要となるため、免許証などの顔写真付きの身分証明書が必要となるためあらかじめ準備しておきましょう。そして、契約書を交わしたら、手続きが完了です。買取金額をその場で貰える場合もありますし、後日振込みという形で指定の口座に入金される場合もあります。
まとめ
HONDA トゥデイは2002年に販売されてから生産が終了するまで多くの人から愛されてきました。軽快な走りはもちろん、環境性能や燃費性能に配慮されたエンジンは日常使いに最適です。そのため、通勤や通学に使用される方が多いのが特徴です。そのため、特に外装の状態が良い個体や走行距離が少ない車両については高値で買取される傾向にあります。