需要の変化がカギ!バイクを買取に出す時期はいつ頃が狙い目?
バイクを売りに出すことを決めたなら、出来るだけ高値で買い取ってもらえるよう工夫したいものですよね。しかし、初めてバイクを手放す決心をしたときには、わからないことや疑問点もたくさん出てくることが予想されます。今回はそんな方のために、バイクを買取りに出すおすすめの時期から高く売るためのポイントまで解説をさせていただきます。
バイクの査定額は何に影響されている?
バイクの査定額は、決して一定というわけではありません。様々なものの影響を受けて変動するものなのです。ここではまず、どのようなものが査定額に影響を与えているのか知っておくことにしましょう。最も重要になるのはバイクの需要です。1年の内でもバイクの需要が高まる時期はその分査定額も上がる傾向にあります。需要に合わせて多くの在庫を確保しておく必要があるためです。この、店舗の在庫数も、査定額に影響を与える要素になります。バイクの需要が高まるシーズンではなくとも在庫が少ないときには査定額も高くなることが考えられますし、反対にこれ以上の在庫は必要ないとお店が判断しているときには価格も低く提示されるでしょう。また、新しいモデルの発売も査定額を変動させる要素の1つです。新型モデルが発売されれば当然、旧型モデルの査定額は下がってしまいますので気をつけましょう。「売ろうと思っている内に型落ちになってしまい、結局想定していたような値がつかなかった…」ということにもなりかねませんので、売却の決意を固めたなら早めに行動に移した方がよさそうですね。
バイクを買取に出す時期はいつ頃が狙い目?
それではここからは具体的に、バイクを買取りに出すおすすめの時期を確認していくことにしましょう。まずは春です。春には新生活を始める人が多くなるため、通勤や通学で必要になるなどバイクの需要が増えます。また、ツーリングに適した時期を迎えるため元々バイクに乗っている人たちからの需要もあります。勿論、その分査定額も高くなる傾向にあるので狙い目の時期といえるのです。当然春がきてから売っても間に合いませんので、春に合わせて少し前に査定に出すようにしてください。より具体的には軽自動車税の課税タイミングである4月1日も考慮して、3月中には手放せるように検討をすすめていくのがおすすめといえるでしょう。次にバイクの需要が高まるのは夏です。おでかけのシーズンですし、ボーナスの支給などもありますのでバイクも売れる傾向にあります。夏前には在庫切れを警戒して買取強化を行う店舗も多いので、春に合わせられなかった方は夏の休暇前を狙うようにするといいでしょう。また、9月や10月といった台風シーズンも高値が付く可能性があります。客足が遠のきやすい時期ですので査定数が少なく、在庫の確保に積極的になるお店があるためです。買取数のノルマなどがある店舗ならより積極的にバイクを買い取りたいはずですので、高額査定にも期待が出来るかもしれませんね!
バイクを高値で売却するために意識するべきポイント
バイクを買い取ってもらうべき時期についてわかったところで、最後にタイミング以外の観点から、高値で売却するために意識するべきポイントをお伝えさせていただきます。まず大切なのは、日頃からしっかりとメンテナンスをしておくことです。バイクの状態を良好に保っておくことは乗っているときは勿論、売却の際にもいい影響を与えてくれます。お店側としても手入れする手間が少なくて済みますから、その分高値での買取りに期待が出来るのです。査定の前には洗車をし、バイク自体の印象もよくしてあげるとより効果的でしょう。傷や色あせなどの問題が発生しにくいように、保管場所にも気をつけられていればベターですね。バイクのパーツに関しては純正のものが需要も伸びます。高額査定に繋げたいなら、バイクはカスタムせず純正パーツのまま査定まで持っていく必要があるでしょう。また、査定は一社にお願いするのではなく、複数の業者に頼んで比較するのがおすすめです。査定額の高い業者を選ぶことが出来るようになりますし、他社の査定額を引き合いに出して交渉することも可能になりますので是非実践してみてください。その上で、手放すつもりのバイクが希少性の高いものや年式の新しいものだった場合には強気に交渉しましょう。これらは特に高く売りやすいバイクといえますので、高額査定も十分期待が出来ますよ!
まとめ
バイクの査定額は様々なものの影響を受けます。少しでも高くバイクを売りたいならその中でも需要と供給のタイミングは重要です。みなさんも是非、需要が増える前を狙ってバイクを手放すようにしましょう。具体的には軽自動車税の課税も避けられる3月までの売却がおすすめです。勿論複数の業者に査定をお願いし、比較して選ぶことも必要になるでしょう。これまで大切にしてきたバイクですから納得の価格で売却を叶えてくださいね。